Meyco's thoughts

ただのポエムです

才能の行方

自分の才能というのは、方向は解っていても、具体的にどのポイントにハマるのかがわからないことが多いです。 仕事ではこの【ポイント】が最も重要なのですが、それが本人の望んでる道や、会社から渡されているタスクとは何の関係もない場合もあります。

私も基本的には、何処に自分の才能があるのか解っていないタイプでした。 常に悩んでいたし、その作業が好きか嫌いか依然に、どうすれば効率よくできるのか考えいている事が多かったです。

「嫌いな仕事」というのはあまりありませんでしたが、仕事が辛くて仕方がない事もありました。

2年前ほどなら、絵を描くことでストレス発散をすることが多かったですが、 ここ一年はあまり絵を描いていませんでした。疲れて描きたくないというのもあったし、デザイナーとして目が肥えてきた分、自分の下手さが解ってしまって辛かったこともあります。

また、他に勉強しなければならない事が多すぎて、絵を描く作業に集中できないという理由もありました。何かを0から考える時は、集中力が必要だからです。

あるとき

本当に、その日は突然訪れました。もうかなり前に終わった事なので、あまりこの事実に長くしがみつくわけにもいかないのですが、心臓が踊り狂ったのを覚えています。

仕事で疲れて、デザイナーとして向いて居ないのではないかと悩んで帰って来たときでした。

メッセージボックスに「ディズニーの者ですが」とメッセージが入っていました。 一瞬心臓が止まったように思いました。

ポートフォリオのイラストやグラフィックデザインを見て連絡をくれたようでした。 そんなこんなで、中の人とお会いしました。

結局その後は、2〜3週間後にとても丁寧なお祈りメールを貰いました。 しかし、そこで解った事が沢山ありました。

具体的には、自分の価値観や考え方の再確認を行うことと、どのスキルが足りていないのかも認識することが出来たことでした。

プライドの高さ

大学を卒業した時に、ある人から「落ちるかもしれないけど、大きな会社を受けて得ることも多いから、一度受けてみたら?」と言われた事がありました。

その時の私はあろうことか、落ちるのが恐ろしかったため(要するに傷つきたくなかった/なにもないのに!)、自分に言い訳をして受けませんでした。

むしろ、20代の方が本来だったらチャンスが多いハズなのに、それをみすみす目の前から逃してしまいました。今思えば、貴重なチャンスだったと思います。

視点が変わる

初めてどうしても気になるもう一度受けたい会社ができました。 それにあたり、どのようなスキルセットを身に着けたら良いか、見当をつけやすくなりました。

全てを覚えることは出来ないので、迷った時は「もし、ディズニーに入るにはどうしたらよいか」を考えながら技術を覚えました。全てを会得したわけではありませんが、欲しかったものはある程度経験しました。

もちろん、途中でどうしてもやりたい事や、別な会社に行きたいと思ったら切り替える可能性も十二分にあります。それでも良いと思っています。

準備

意識してゴールまでの準備をしようとすると、明確に自分の苦手なこと、好きなことが認識しやすくなります。

好きじゃないものは解りますが、好きだけど得意じゃない作業も存在していました。

大抵の出来事の準備には長い時間がかかるので、それは気長にやるしかありません。 成長することを強要されても、人間はそんなに突然成長しないのだから。

また、突然大きな会社から連絡が入ったりするようになったので、ポートフォリオはしっかり作り直す&新しい作品を作り続けたいと思いました。

誰しも、こういった事は起こり得ると再確認することになったのでした。

もう一度

そこから、また絵を描くようになりました。リハビリに時間はかかりますが、また描いていて「楽しい」と思うようになり始めています。

やはり、「センスを感じて連絡をもらった」という事実が、無意識の内に自信に繋がったのだと思います。結局落ちたし、おそらく無数の中の一人に過ぎないのでしょうが、それでも今も自信に繋がっているし、必要なスキルを磨いてまた受けたいと思っています。

実はその後、あるピクサーの映画のスタッフインタビューを見ました。その中でどうやって入社したのか?という質問に対してスタッフが「3回受けて通った」「6回受けたよ」と笑いながら話しているのをみて衝撃を受けました。どうやら数回受けるのは常識らしいです。

自信が無い人へ

ある程度技術があるなら「ちょっと無理かも・・・」「落ちたら恥ずかしい」と思わずに、「引っかかったらラッキー!」ぐらいの気持ちで、憧れの会社を受けてみることをおすすめします。

落ちるかもしれないけど、得られる物は大きいはずです。