Meyco's thoughts

ただのポエムです

自己啓発系ファンタジー小説「夢をかなえるゾウ」を読んだ。

すごい久しぶりに自己啓発本を読みましたが、「これは!」と思ったものと出会ったのでご紹介。

「夢をかなえるゾウ」という本です。

夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

posted with amazlet at 15.02.11

ミズノオフィス (2013-04-23)

売り上げランキング: 26

存在は知っていたのですが、アマゾンのレビューの評価が高すぎて逆にとっつににくく、今まで読んでいませんでした。

一応、ジャンル的には自己啓発本なのですが、小説としてもすごく面白いです。これはいい本だ。

あまり自己啓発本は読みませんが、これは出会って正解だったのでご紹介したいと思います。

 

主人公は、大企業勤めの安定志向のサラリーマン。「僕はこのままの人生でいいのか?」と思いながらも、特に何か行動に移すこともなく、「すごく普通」の毎日を送っていました。ある日、とある成功者のパーティーに参加したことにより、自分の人生との違いに愕然とし、失意のままに自宅に帰宅します。

そして次の日。なぜか関西弁で話し、妙に人間臭い振る舞いをする、象の頭に四つの手を持ったインドの神様「ガネーシャ」と出会いました。

主人公は「変わりたい。華やかな世界に行きたい。」という願いを持ちます。ガネーシャに言われるまま、「成功者になる」ための課題をこなしてゆくのがメインストーリーです。

その課題をこなしてゆくうちに、「お金持ちになりたい。羨望の眼差しで見られたい。」から、主人公の目指すものや価値観も少しづつ変わっていきます。その成長部分がとても面白いです。

 

また、ガネーシャとのやりとりも、ギャグあり、涙あり、教えありと、リズムよく楽しめました。

自己啓発書で声を出して笑ったの初めてだと思います。

 

ぐっと来た部分

人間は、意識を変えることはできない。

主人公は、自分を変えるために「毎月5冊は本を読む」と決めていたのですが、結局最初の数ページだけ読んで終わり、何か月か過ぎてしまった過去がありました。

ガネーシャに「何かを始めるためには、何かをやめて、時間に隙間を作ってあげないといけない、人間の時間という『器』は有限だ」と言われました。

そこで、本を読むために、主人公は「テレビをなるべく見ない」ことにしました。しかし、ガネーシャは「いい心がけだが、それでは絶対に続かない」と言います。

これはなぜなのでしょうか?

ガネーシャ曰く、

「人間が変わろう最も変われへん最も大きな原因は、このことを理解してないからや。ええか?『人間は意識を変えることはできない』んやで」

人間は、みんな「今日から頑張って変わろう」と思います。ところが、自分が思っているよりも、人間の意志はめちゃめちゃ弱いのです。

意識を変えようとするというのは、言い換えたら「逃げ」である

それでもみんな「意識を変えよう」とするのは、「楽」だから。

すごい頑張っている未来の自分を想像するだけで、実際には全然頑張ってない事がほとんどです。実際にはできないけれど、自分に「期待」している状態なのです。

では、どうしたらよいのでしょうか?

本気で変わろうと思たら、意識を変えるのではなく、具体的な何かを変える。

わかりやすい例でいうと、主人公は、「テレビをなるべく見ない」と決めたわけです。

しかし、それだけでは人間の欲望に勝つのはとても難しい。ガネーシャは、テレビのコンセントを抜きました。

これならテレビが見たくなっても、強制的に一度立ち止まります。そうすることによって、ほんの少しですが、今までよりテレビを見なくなる可能性が高くなるわけです。

もっと言えば、「テレビを捨てる」ことをすれば、そもそも無いので見る事ができません。

そうすることにより、今までテレビに使っていた時間が「別なことに使える」ようになりました。

これが、「具体的な何か」の例です。

ガネーシャの教え『決めたことを続けるための環境を作る。』

自分が何かをしようと決めて実行し続けるためには、「そうせざるを得ない環境を作ること」です。

そうすることにより、生まれる結果は全く異なってきます。

これが、ガネーシャが言う「変わる」という事です。

 

このようなストーリーが、繰り返し続き、とても読みやすい構成になっています。

 

この作品が「うまいなぁ」と思っているのは、「個人の成功体験のバイアスがかかっていない」という事です。

最近よく見る「自己啓発書」だと、「某有名会社のエリートが教える・・・」や「年収○○になるキャリアの作り方」など、かなり著者の主観的意見が入っているものがおおいなと思います。(自分が知っていることしか書くことができないのでそうなるんでしょうけど・・・)

中国の「菜根譚」も読んだことがあるのですが、昔の賢者の方々が書いただけあり、とても良いことはかいてあるのですが、一般向けかといわれると、ちょっと違う気もします。

ガネーシャの「教え子たち」の話は出てきますが、著者の体験を語ってるわけではないので、かなり公平な意見で話が述べられています。

 

読みやすく教えが書いてあり、さらに笑えるという非常におすすめの内容です。

大学生や社会人なりたての人に読んでほしいなぁと思います。

また、仕事だけではなく、人間関係に悩んでたりしている人にもおすすめの内容です。

kindle+アマゾンプライム会員であれば、毎月無料で一冊読める。

kindleを持っていると、amazonプレミアム会員であれば、kindleオーナーライブラリーをいうサービスを利用できます。

Kindleオーナー ライブラリーのご紹介

Amazonプライムにご加入で、Kindle電子書籍リーダーまたはFireタブレットをお持ちのお客様は、ベストセラーやコミックを含む、2万冊以上の和書、60万冊以上の洋書の対象タイトルの中からお好きな本を、一か月に1冊 無料でお読みいただけます。

名書と呼ばれているものはカバーしているので、高価で購入を見送っていた書籍、普段なら絶対読まないジャンルなども読むことができます。

今回の「夢を叶えるゾウ」は、このサービスを利用しました。

kindleは一番安いモデルだと6000円ぐらいなので、2000円台の本を3か月分読めば元が取れます。すごい・・・

また、kindleを持ってから、私もすごく本を読むようになりました。ちょっとした待ち時間など集中して読めるので便利です。

友達との会話で本を進められて、家に帰ってもなかなか購入しないことが多かったのですが、kindleはネットさえあればおススメの本もすぐ買えますし、何より場所を取らないのがすごくいいです。

本って意外と重いですからね。

kindleはこちら。

Kindle Wi-Fi、キャンペーン情報つきモデル

Amazon (2014-10-02)

売り上げランキング: 118