Meyco's thoughts

ただのポエムです

家の庭から10年前のタイムカプセルが出てきた

※2012/10/26の記事です

先週の日曜日、母に頼まれ、実家の庭にチューリップの球根を植えようと兄が穴を掘った。

すると、ガツン!! と大きな音がして、小さなタイムカプセルが出てきた。りんごが二つ程入る大きさだ。

土にまみれ錆び付いた四角い、かろうじてお菓子が元々入っていたと解るブリキの缶が出てきた。

誰のかまったく解らなかったし、私自身も遠い昔すぎて記憶がなかった。

兄が、「多分、妹のじゃないか?」と言う。

とりあえず、あけて中身を確認する事になった。

何せ、10年前だと15歳くらい。覚えていない。

母と妹に見せ、妹の立ち会いのもと開けられた。かなりふたが固かった。

中をあけると、妹のおもちゃや、大事そうなカードが出てきた。カードの端はすこし変色していたけど、10年の時を流れてきたとは思わせないほどの原型を保っていた。

そこには、妹が自分に書いた手紙のようなものがあった。つたない文字で書かれている。

さすがに見る訳にはいかないので、すべて妹に渡した。

 

10年前の私は、いったい何を未来の私に夢見ていたんだろうか。

2年前ぐらいまでは覚えている。とにかく「金と実績が欲しい」だった。

それ以降は、確か「イラストレーター」になりたいとか「デザイナーになりたい」とかそんな感じだったと思う。

あとは、海外の仕事をしたいとか。ちょっと夢見ていた時期もあったような気がする。

 

とりあえず、君の10年の目標と夢は達成されているようだ。おめでとう。

ただ、もうすこし英語は勉強しておくべきかな。

 

君に二つほど解った事を伝えておこう。

 

[あえて]貧乏を選ぶな

世の中には、「苦労は買ってでもしろ」というありがたいらしい言葉があるが、私は「お金の苦労はしなくていい派」だ。

だって、苦労しなくていいならしない方がいいじゃん。

どのみち、生きてれば自動的に困難に打ち当たる。わざわざ火中の栗を拾いに行く必要はどこにもない。

もちろん、何かを達成するためには避けられないのも「苦労」だと思うので、このあたりの見極めが重要だ。

 

技術不足や資金繰りでおこっている貧乏は、「実力不足」か「運」なので、解決方法はある。

ただ、わざと貧乏になるのは本当によくない。特にクリエイティブ系の仕事で一番最悪なのは、

「お金の事でほかの事を考える余裕がなくなる」事だ。完全に仕事に支障が出る。

 

チャールズ・チャップリンが言っていた言葉を書いておこう

貧乏は楽しいものだと他人に思わせるのはけしからん態度である。貧乏に対してノスタルジアを感じたり、その中に自由を見だしたりする人にはまだ会ったことがない。

そう。貧乏でいい事などひとつもない。ほんの少しのお金は絶対に必要だ。

もしも、君の周りで「貧乏は、一度は経験しろ」なんて言われたら、参考程度に、ちょっと聞くぐらいでいいと思う。

「俺も最初は貧乏だった」で話が面接が始まる社長には、近づくな。

 

世界の中心はいつでも君だ。たとえ誰も君の事を見ていなくても

思春期だから、これからたくさん嫌な思いもいい思いもすると思う。はっきり言って、思春期なんてみんな頭は猿だと思う。

君の存在を否定される時もあると思う。しかし、これは気づくのに多分数年かかるんだけど、「否定される」という事は「存在感がある」という事だ。もちろん否定してくる人を「許せ」と言っている訳ではない。(むしろ、私は一生許さなくてもいいと思っているタイプの人間)

驚く事に、日本にすんでいる多くの人は、「存在感」を出す事ができない。というか、出したくても出ないんだと思う。

流れる水のように多くの人が人生を過ごす。

否定されるということは、少なくとも「存在感」に関してはクリアしてる。

ここ1年ぐらい、国外と仕事してるから、そろそろ言ってもいいと思うんだけど、

世界で戦うために必要な道具の一つは、「存在感」という潜在能力だ。後天的につけることもできそうだけど。これはショック療法に近いので、みんなあまりやらない。

ということは、すでに持っている事は解っているのだから、人よりも用意する装備が少なくてすむ。

あと10年たてば、きっと解ると思う。

 

そして、世界の中心と人生はつねに君のものだと覚えておく事。

嫌な事を言われても、「なんて頭の悪いやつだ」(事実たいてい見識が狭い・・・)と思っておけばいい。

今は法律は守ってくれる場合がおおい。

無理に聖人君主にならなくてもいい。嫌いなものは嫌いだし、話したくない事は話したくないでいい。

恨みを持ち続けても良い。だって許せないことだったのだから。それだけ君は傷ついている。

ただし。生産性と自分の人生の時間を、そこで浪費をするべきではない。

たいして大事でもない人に使う時間など、私には無い。

 

 

以上二つが伝えたかった事だ。

私の人生は、残り2万日を切ったところだ。それでは、良き3万日の人生を。