Meyco's thoughts

ただのポエムです

世界を動かしてるのは貴方達ではなく、残りの98%の人たちだ。

すこし前の話だ。

面白い人に会った。年齢は45歳ぐらいだったとおもう。

凛と立ち、すっとした身なりで私の横に立った。

20代も半ばを過ぎ、一人でワインを飲みに行くようになった時の事だった。

とても美味しいシャンパンをご馳走してくれた。

はちみつのような、みずみずしい蜜がたっぷり詰まった林檎のような味だ。

きけば、ナポレオンが愛飲したシャンパンだった。名前はなんだったろう。

普通に飲むと5万くらいするらしい。

お寿司屋さんから立ち飲み屋にきたようだ。

ワインはフランスしか飲まない。

最近はイタリアものむらしい。貴方には、どうせわからないから。と、説明もされなかった。

私の彼氏の話を聞いてきた。

IT系の職種だといったら、

それはなに、それはなに、それはなに。とずっと質問されていた。

試されていると途中で解ったが、私にはどうにもできなかった。説明ができなかった。

私も、本質的な意味を全く解っていなかった。

 

私は、自分と周りが理解していればそれでいいと思っていたけど、世の中は全くそうじゃない。

それが本当に悔しかった。

 

その人は、キリスト教も詳しかったし、歴史も詳しかったけど、私の言っている事が、何一つわからなかった。

その人は、微笑みながらシャンパンを口にした後に、こう言った。

「あなたは、相手がITをある程度理解していることを前提で話しているけど、それは世の中の2%ぐらいで、あとの98%は、スマートフォンさえもよく分かってないと思った方がいい。

貴方は、携帯電話が解らない人に、ITとは何かを伝えられるように、努力しないといけない。

ITの人は、難しい横文字を知っていれば、「俺は頭がいい」と勘違いする人がおおいが、そんなこと、知っても知らなくても人間の価値は変わらない。勘違いをしている人が多すぎる。

医療の仕事をしているが、肝臓さえ知らないひとがいる。「肝臓ってなに?」と電話で質問された時、私は答えられなくて、調べて掛け直します!と、言った。自分が知ってるから、相手も知っているというのはかなり傲慢である。そもそも、自分が「知ってる気になってる」ものが多すぎる。」

と話した。本当にその通りすぎて、一言も反論できなかった。

「私たちが生きている当たり前は、当たり前ではないし、私たちが知っていることは、大抵の人は知らない。

かと言って、知っていようが知っていまいが、偉い事なんてなに一つ無い。

世界を動かしてるのは貴方達ではなく、残りの98%の人たちだ。」

 

今迄、本当にそれに気づかなかった。

悔しかったが、納得した。

知ってる前提で、話すのは辞めよう。

 

彼氏について話した。

あまりにも自分が失敗するので、彼氏に散々注意されて、もうウンザリしている。プライベートと仕事がごっちゃになると言うと

「貴方、仕事が出来ないんでしょ?それを注意してくれるなんて対したもんよ。そこで柔な男の方が信じない方がいい。

自分がダメなのをわかってるでしょ?だから怒られるのよね。分かってるならあとはやるだけ。大抵の人はやらないけどね。

自分のお金で、いつもの200円のワインではなく、2000円のワインを飲みなさい。そこで少し無理しても、きっとあなたの力になるし、自分でお金を出す分、食べ物に真剣になって、舌が味を覚えるの。嘘だと思ってやって見なさい。必ず貴方の人生が変わり始める。ただ、貴方にできるか、本当にやるかははわからないけどね。

目標は、口で言わなければ叶わないのよ。

だって!やらなかったらかっこ悪いでしょ!

 

体重計は、朝晩乗りなさい。

食べ物は食べてもいいし、スタバも飲んでもいいけど、多く食べた次の日は控えなさい。

ただ、リンゴだけ食べるような単食はやめなさい。

女の子は、常に美しくありなさい。

あなたの時間は、もう二度と戻らないのだから。」

 

こういう引きだけは、とにかく強いようだった。