Meyco's thoughts

ただのポエムです

失敗をするということ

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『賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ』という言葉がある。

私は完全に後者だ。基本的な思考が「やってみなければわからない」と思っている。

歴史に学ぶとはどういうことなのだろう。どういうことが「歴史に学ぶ」という事なのだろう。

 

はっきりというが、一部のネット上の人は、「失敗」という言葉にかなり厳しい。というかめちゃくちゃ厳しい。ちなみに、これは日本語で会話をしている範囲でしか観測をしていない事を書いておく。

トイレの落書きみたいなものなのも解ってるのだけど。

でも、同じ間違いを繰り返し続けているのは論外だ。

 

もちろん失敗の仕方にもよるが、私はIT系で一応生きているので、その視点から話をしよう。

IT系の大きくて比較的多い失敗の多くは

「騙すつもりがないのに、結果的に騙すことになってしまった」パターンが多い。

完全に騙すつもりだった場合、そのまま警察に直行して裁判になるのだけど、

上記の「騙すつもりがないのに、結果的に騙すことになってしまった」のは本当にややこしい。

善意のパターンと、見栄を張ったパターンと、上手くホウレンソウが出来無かったパターンで分かれる。

どちらも「詰めが甘い」と言われると本当にそれで話が終わってしまうので、もう少しだけ話を進めたい。

 

詰めが甘いのはある程度の先人の知恵(知恵って言ってもこれも先人の経験だと思うんだけどなぁ)と自分の経験でカバーするものだと思う。

あと、まったく同じ歴史をたどっているわけではないので、やっぱりある程度は経験に頼らざるを得ないと思う。

技術は進化し、全く新しいモノが生まれる。何が当たるか外れるか、失敗するかなんて誰にも解らない。

もしも親しい人であれば、明らかに「こうしたほうがいいのに!」という事であれば言った方がいいけど、知らない人、特に株も買ってないし投資をしたわけでもない人に対して「やっぱり俺の思ってたとおりだ!」と言って叩き落すのは、誰のためなんだろうね。

その人は失敗したこと無かったのかな。

 

私の周りで「失敗」による興味深い実話がある。

ある会社に優秀なディレクター達がいた。

その人達は沢山失敗をして経験をつんだので新しく入る後輩たちが「失敗を経験しないように」ディレクションをしていった。炎上しそうな案件があっても経験上解るので、火種のうちから全て消していった。もちろん、会社の利益は上がっていった。

ただ、1つだけ問題が起きた。後輩たちが「失敗をしなかった」せいで、育つのが遅いのだ。

もっと言うと、優秀ではあるけど、ディレクションの立場になった時に先人以上の力を出すことが出来ないみたいだ。

コレに関しては様々な意見があるので一概には決めつけるつもりはない。

何が正しいかも、私は知らない。

 

ただ、一概に「失敗はダメ!」って決めつけるのはどうかなという事。

自転車の練習みたいに、少しづつ転ぶのは当然であって、その経験を元に「あ、これ転んだら痛いんだ」という事に気付いて、少し大人になると「じゃあ最悪の事故でも首の皮一枚で生き抜くにはどういう準備をしたらいいだろう」と思い、いわゆる根回しとか情報収集をするのだろう。それが経験だから。

私もよく心配されるのが、いきなりTwitterでズッコケて重体になるという話はよく聞くけど、それは本当に重体なのか?皆が重体と言ってる訳ではなく?

私は失敗したことによって法律が変わって自分に被害が被る事以外は「あー沈んじゃったかー復活がんばれー」ぐらいにしか思ってない、というか、他人を気にする余裕が今は無いのだけど、日本人はみんな他人が気になる人種なので、もうすこし気にしなければいいのになーと最近は思ってます。

自分が信頼していて、それを裏切られた場合も、被害を被らなくても怒る。ただ、他人に信頼を寄せるのは、非常に勝手なことであり、もしも裏切られたとしてもそれは相手が【卑怯者】になるだけなのだと、最近は少し落ち着いてきた。ような気がする。やっぱり辛いけどね。

皆、バーニング・マンとコミコンに行けばいいよ。