Meyco's thoughts

ただのポエムです

デザイナーがiPhone、iPadゲームをチーム戦で作るときに注意すること

7月頃に1ヶ月で作ったiPadゲームをひとつリリースし、現在はiPhoneiPadWindowsクロスプラットフォーム開発のデザインをしております。こっちは年末か年始ぐらいまでかかりそうかな。

チームでゲームを創るってすごく勉強になることばかりなので、備忘録として書いておきます。完全にゲーム寄りな内容なのは、あしからず。

何を作りたいのか

今回のiPhoneゲームは受託で開発しているモノではないので、かなり自由にアイディアを出し合えることが出来ました。

製作期間もそうですが、遊んでくれるユーザー、遊ぶ場面、ゲームをする事によって【何を得られるのか】を全員で話し合います。

ここで世界観などもある程度決めます。

誰がフラッグを振るのか?

リーダーというわけではないのですが、役割をお願いし、始めのフラッグを振る人を最初に決めておかないと、皆の足取りがおぼつかなくなるので、これは最初に決めたほうがいいかと思います。

ゲームレベルのデザイン

これは、私がいつも作っている「視覚的なデザイン」ではなく、「ゲームの難易度」という理解が正しいかと思います。

このレベルデザインがきちんとしていないと、簡単すぎてつまらない、もしくは難しすぎてクリアできないなど、ゲームを作る上でかなり問題になりますので、常にテストプレイをしてチェックします。

アイテムどうする?でもこのアイテムとこのアイテムの効果がぶつかるよね?じゃあ時間制限にしよう。とか。

これは一番話し合った事かも。

実際の画面デザイン

ゲームの世界観やプログラムでの設計がある程度決まった所で、次に私が行った事はコンセプトアートを出した事です。ここで世界観とキャラクターなどを固定し、サウンドプロダクターさんに音楽や声優さんへの作業をお願いします。(音楽は修正がやりやすいので、作業をふるのは後の方でも大丈夫との事。)

そして視覚的な世界観、UIなどが決まった後に画面デザインをしていきます(今回は修正がやりやすいからという理由で、Illustratorで制作しました。iPadなど解像度が違うハードでの利用を考えるのならオススメ。)

ただ、今回は処理能力の問題でpngで作ることになったので、

Illustratorでデザイン→FireworksPNG透過してスライス

というやり方にしてあります。透明な画像が、レイヤーで何枚も重なってるイメージです。

iPhoneiPad開発では、先に画面デザインを作ってから実際にプログラマーさんに実装して貰うほうが、作業が早いし、修正もやりやすい(修正はかならず出る)ので、デザイナーさんは誰よりも早く仕事をするのをオススメします。

UXデザイン、Particleのデザイン(モーション)

次に、【画面に線を描いた時に小さな星が散る】【丸をスワイプした時にガラスが割れる】などのアニメーション効果(パーティクル)を作ります。

星が散るモーションは【ParticleDesigner】というMacのappで簡単に作ることができました。これ凄い便利なのでオススメ!!!

次に、【丸をスワイプした時にガラスが割れる】モーションですが、これはParticleDesignerでは出来ないので、After Effectsで作成しました。

Movie形式として実装すると重くて大変なので、15枚前後のpngアニメーション(大きめで制作して可変幅に対応させています)で実装しています。

次はBlenderで挑戦したいですね!

モーションについては、実際に実装して遊んでみないと、UXの部分については確認が出来ないので、テストプレイ→調節の繰り返しです。

ホーム画面アニメーション

ホーム画面のアニメーションは、実は一番最後の方に急遽「アニメーションつけよう!!」という事になって、後から実装したものです。ロゴの部品分解、リスのしっぽと身体を分解して実装。(こういうことがあるので、Illustratorは便利!)

最後に、アプリのアイコンをデザインして完成です。

デバック作業について

今回のプログラム実装作業が一人でやって貰ってたので、検証も一人で行なって貰う事が多かったのですが、実際の状況でプレイしないと出てこないバグとか結構あったので(速度的な問題と、人間のトリッキーな動き的な意味で)

やっぱり検証は実際の環境でやりましょう。あとからバグに気づいたのが結構あったので・・・。

 

自分に合うチームに所属してゲームを作ると、本当にすみやかに作れて、楽しくて、勉強になるので、皆さんも是非チーム開発をしていただきたく思います!