Meyco's thoughts

ただのポエムです

AKQAの人に、アメリカのマーケティングシーンを教えてもらいました。

NY、サンフランシスコにオフィスのある欧米大手デジタル・エージェンシーAKQA。日本人だと、レイ・イナモトさんが有名かと思います。

2月にサンフランシスコへ行った時に、友人のつてで、AKQAのアートディレクターのカワシマさん(日本から来て、サンフランシスコで働いている)という方と、ヴィセンテ(発音が難しくて、これで合っているのかどうか・・・)さんにお話を聞きました。話はおおまかに分けて2種類。

「アメリカのデザイン&マーケティングシーンを教えて下さい!」

「どうやって、アメリカで働くことになったのですか?」(これはカワシマさんへの質問)

それでは早速、聞いたことを下記にまとめます。

アメリカのデザイン、マーケティングシーンを教えて下さい!

この時、ちょうど日本で「ステルスマーケティング問題」が流行っていた頃だったので、アメリカのステルスマーケティングについて聞いてみました。

ステルスマーケティングについて。

まず、アメリカではアメブロ(セレブリティマーケティング)みたいに芸能人を起用しません。理由は、テレビ文化じゃないので、芸能人の影響能力が薄いためです。それよりも、ブロガーのほうが影響力があるとのこと。

ただし、ブロガーの人も自分が本当に気に入った商品しか宣伝をしてくれないので、ステルスマーケティング自体が難しいようです。(大金を払うと動いてくれる人もいますが、極稀。)

アメリカでは、基本的に広告をブログに貼ると負けという意識があるそうで、あまりブログに広告を貼らないようなのですが、それでも企業からモノが送られてきたり、ブログで宣伝のお願いをされて宣伝するだけで、本当に生活できちゃう人がいますので、その影響力は計り知れないんだと思います。

YouTubeについて。

日本では、あまり馴染みのないYoutube。最近やっとミュージシャンの方々が、公式で使い始めたぐらいでしょうか。

2月にお話を聞いた時には

「アメリカでは今後、YouTubeがテレビに代わる。今後はYouTubeでCM配信がメインになり、TVの広告枠にとって変わる。」

と言っていました。仕事も、映像制作は今後需要として増えるので、好きなら勉強しておくといいよ。とのこと。

8月現在、「言ったとおりになってる…」と、ちょっとびっくりしました。これから先が気になりますね。

アメリカでのYouTubeの立ち位置は、「子供にとって、ネットサーフィンは危険だけど、YouTubeなら子供にも安心して見せられるわ!」というぐらい、フィルタリングがしっかりされて、【安全なサイト】として認識されているようです。これはかなり驚きました。

日本だと、どうしても【動画サイト=ニコニコ動画】のイメージがあって、正直あまり子供に見せる気にはなりません。というか、極力見せたくない。

が、世界ではYoutubeがスタンダードなので、今後はYouTubeベースでの番組、CM配信が増えてゆくのでしょう。

WEBマーケティングでも、映像は段々外せなくなってくると思います。集中して、3分もそのページに滞在させるコンテンツって、多分今のところ動画かゲームぐらいしか思いつかないです。

また、これは別な話ですが、VCに自分のプロダクトを売り込むときに、動画は分かりやすく、メールで送ってくれれば事前に見ることができるので、すごくいいのだそうです。

どうやって、アメリカで働くことになったのですか?

次に、カワシマさんへ「サンフランシスコで働くことになった経緯を教えて下さい」と聞いた所、最初は日本で働いていたのだけど、会社を辞めて、アメリカへ語学留学をしに来たのが始まり。そこでインターンをして就職、転職してAKQAに至るとのこと。

別なサンフランシスコ在住の知人(とっても素敵なプロダクトデザイナー!)にも同じ質問をした事があるのですが、この経緯でそのまま海外で仕事をするパターンが多いようです。

次に、海外で働くにはどうしたらいいの?という質問には、以下の解答をいただきました。

■まず、英語の勉強。これがないと話にならない。

■ただし特例で、日本の会社に就職し、超優秀で実績があれば、言葉が苦手でも、アメリカの会社に就職できる可能性はある。(AKQAに、元バスキュールに勤めていた日本人の方がいらっしゃるのですが、その人はどちらかと言うと、英語が得意ではないとの事。)

■次に、最大の難関がビザ。単身こちらに来ても、ほぼ取れない。一番確実で安全なのは、学生ビザ(語学留学など)で海外に来て、インターンをしてそのまま雇ってもらうこと。

■次にある可能性が、日本の会社で海外に飛ばしてもらい、就労ビザをとること。

■最終手段で、アメリカ国籍の人と結婚してビザをとること。皆、必ずこれが一番簡単だって言う(笑)そんな簡単だったら苦労しないです・・!

だそうです。なんでインターンがいいのかというと、インターンだと、ちょっと無理目の会社でも入りやすいから。とのこと。

大学生の時に留学しておけばよかったなぁ。と思ってしまいました。

おまけ。★Tumblrの活用について。

これはAKQAへの質問ではなく、一所にいたサンフランシスコの友達との会話より。

2月の時の話なので、今は正直どうなっているのかはわからないのですが、「日本ではいま、WEBマーケティングでTumblrが流行ってるんだよ!」と言ったら、「Tumblrって何?」とのこと。

もともと、アメリカ自体がいろんな人種が多すぎて、情報が浸透するのにものすごい時間(年単位)がかかるので、アメリカ発のサービスだけど、アメリカ人が知らない。っていうのは、結構あるのだとか。さすが、タイムゾーンが3つある国だなと思いました。広すぎです。

Tumblrは、TwitterFacebook連動できるから、すごくいいよ!」とは言ったのですが、冷静に考えてみれば、アメリカ人Twitter全然つぶやかない(文字制限的な意味で、報告ぐらいしか出来ない)ので、facebook重視で連携したほうがいいのかも。

※言語によって、得意不得意なサービスがあるのはかなり面白いなと思います。

以上、まとめでした。

本当に素敵な方たちばかりでした!是非またお会いしたい!またサンフランシスコには行く予定ですので、ご迷惑でなければ、もっと色々お話お聞きしてこようと思います!